一生投資
11月22日の日経トップは、つみたてNISAの期限延長だ。これまで2037年までの時限があったものが撤廃されて、いつ始めても20年間はつみたてられることにするそうだ。だから将来、その時点で80歳の人がつみたてを始めるとすると、100歳までつみたてられることになる。これまで金融機関は、適合性の問題から投資リスクの判断力が衰える高齢者については、リスク商品の販売を控えてきた。つみたてNISAは自動的につみたてるものではあるが、1回1回のつみたてが新しい投資であることには変わりがない。一方金融機関は現在80歳の人の10年後・20年後の投資リスク判断力を推測することはできない。つみたてNISAの期限延長は、画一的かつ保守的に適用されてきた適合性について柔軟に考える契機になるのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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