お盆中一番の極悪人
お盆中、一番の極悪人の地位を与えられたのは、あおり運転の容疑者だろう。犯行現場映像が繰り返しテレビ報道された。しかし、同期間中、あおり運転・傷害よりも罪の重い犯罪は各地で起こっていたであろう。ただ、現場映像がないため(ほとんど)報道されていない。だから視聴者はあおり運転の容疑者を最悪の極悪人であるという印象を持つ。これも、テレビが映像を主体とするメディアであるための、メディアによる意図せざる世論操作の側面とも言えるだろう。一般人は報道されない事実は掴かみようがないが、そうした事実が埋もれているということは自覚する方がいいだろう
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.01.17
奈良 正哉
後見人行政申立て
認知症高齢者を保護する制度として後見人制度がある。後見人の申立てをするのは、制度上第一に親族が位置…
-
2025.01.16
奈良 正哉
やっかいな隣国大混乱
やっかいな隣国の政治的混乱はその度合いを増して大混乱になってきた。 わからないのは、一般の警察と…
-
2025.01.15
奈良 正哉
経営コンサルタント倒産最多
経営コンサルタント会社の2024年の倒産件数が、集計以来最高になった(1月10日東京商工リサーチ)…
-
2025.01.14
奈良 正哉
中国長期金利下落・日中逆転
中国長期国債の利回りが引き続き低下している。2024年12月3日の日経の小さな記事に、30年債の利…