どっこい仮想通貨は死んでない
一連の流出騒ぎと交換業者の淘汰と軌を一にして、仮想通貨の相場も急落後低迷、仮想通貨も終わったかという印象を持っていた。少なくとも投機対象としては終わったと思っていた。ところがどっこい、代表的仮想通貨であるビットコイン相場はかなり持ち直している(5月16日日経夕刊参照)。また、交換事業への大手金融機関等による新規参入も盛んになっているようだ(5月17日日経)。仮想通貨は投機対象や決裁手段としてはまだまだ未熟ではあるが、その技術的基盤になっている、ブロックチェーンの将来性には翳りはないという評価なのだろうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.12.25
奈良 正哉
副業不動産の売却
サッポロビールはアクティビストに迫られて、恵比寿ガーデンプレイスなど不動産事業をファンドに売却する…
-
2025.12.24
奈良 正哉
中国の婚姻奨励と多産奨励
中国は急激な人口減が予測されている。それへの国や地方の対抗策として、婚姻を奨励したり、多産を奨励し…
-
2025.12.23
奈良 正哉
南鳥島沖レアアース試掘へ
政府は南鳥島沖でレアアースの回収施設を設置する。試掘は27年からだ(12月23日日経)。これまでも…
-
2025.12.18
奈良 正哉
ルンバの負け
自動掃除機ルンバを手掛ける米アイロボットが破産法を申請した(12月16日日経)。中国勢に価格競争で…