低収益地銀には改善命令
地銀は低収益にあえいでいる。かつて金融危機時代に公的資金が多くの銀行に入ったが、その際経営計画(どのように収益をあげて、どのように公的資金を返済するのかの計画)を各行が出した。そしてその計画が未達だと金融庁から改善命令が出された。公的資金の支援を受けている銀行が、そんなに簡単に絵に描いた餅(計画)を本当の餅(収益)にできたら苦労はない。だから改善命令は頻繁に出された。今の地銀の収益状況もかつての多くの銀行と同じだろうが、同様に低収益の地銀には改善命令が出るようだ(3月15日日経参照)。今度の金融庁長官は、監督者としての立場に留まらず、当事者として知恵を出していきたい旨の発言をしているようだが、その発信方法が旧来の改善命令だと、受け取る銀行としてはどうなのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.10.02
奈良 正哉
マンション大規模修繕談合
マンションの大規模修繕において談合が行われていたとして、公取委からコンサルティング会社2社と施工3…
-
2026.10.01
奈良 正哉
企業内不祥事過去3年49%
デロイトの調査によると、過去3年間で社内不祥事があった企業の割合は49%になるそうだ(9月30日日…
-
2026.09.30
奈良 正哉
ニデック社長辞任
ニデックの新社長が早くも辞任する。取締役会からの辞任圧力による、ということだから、詳しい事情は不明…
-
2026.09.29
奈良 正哉
AI失業
AIは新しい仕事を創造するか、それとも既存の仕事を奪うか、という議論がAIが注目されてからある。今…