みずほの収益力批判
みずほの巨額の減損に端を発して、同グループの収益力の批判記事が今週号の東洋経済に掲載されている。みずほは One Mizuho を標榜して、対外的には銀行・信託・証券の一体的サービスを、対内的には旧3行の真の統合を強調していると思われる。ただ、裏を返すと真の3行統合は依然できていないということだろう。ライバルたる三菱UFJはとっくに実質三菱銀行になり、三井住友銀行も同様に住友銀行になっていると言われる。それらライバルに比べると、みずほはどうしても意思決定のプロセスが重厚になり、その分稼ぐ努力が手薄になってしまうのだろう。じゃんけんよろしく当事者が対等な3者になると、三すくみになってしまって、真の統合を図ることは難しいという宿命なのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.05.14
奈良 正哉
ニデックは大丈夫か
ニデックは会計不正に加えて、製品に多数の品質不正もあったことを発表した。会計不正だけなら極論すれば…
-
2026.05.12
奈良 正哉
二大政党制
英国では、地方選で与党労働党が惨敗した。保守党も受け皿にならず、二大政党制は崩壊しつつある。これで…
-
2026.05.08
奈良 正哉
再審決定に対する抗告
刑事事件はやらないので門外漢である。そのうえで、再審制度見直しにかかる法務省と議員の議論について書…
-
2026.05.07
奈良 正哉
ウクライナ戦争はどうなった
GW中はネガティブな市場の急変はなかった。イラン戦争については、トランプ氏の言動に一喜一憂しなくな…