みずほの収益力批判
みずほの巨額の減損に端を発して、同グループの収益力の批判記事が今週号の東洋経済に掲載されている。みずほは One Mizuho を標榜して、対外的には銀行・信託・証券の一体的サービスを、対内的には旧3行の真の統合を強調していると思われる。ただ、裏を返すと真の3行統合は依然できていないということだろう。ライバルたる三菱UFJはとっくに実質三菱銀行になり、三井住友銀行も同様に住友銀行になっていると言われる。それらライバルに比べると、みずほはどうしても意思決定のプロセスが重厚になり、その分稼ぐ努力が手薄になってしまうのだろう。じゃんけんよろしく当事者が対等な3者になると、三すくみになってしまって、真の統合を図ることは難しいという宿命なのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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