いまどき24時間営業セブンイレブン?

 セブンイレブンの大阪のフランチャイズ店が、セブン本部に反旗を翻して24時間営業を止め19時間営業にした。「多いときは22時間働き、アルバイト求人もままならず、このままでは死んでしまうから」という趣旨の発言がフジテレビで流れた。これに対して、セブン本部は契約の解除と多額の違約金の支払いを要求した(セブン本部は否定)とのことである。命と引き換えに守らなくてはならない契約はない。それでも契約の履行を強要すれば権利濫用ということになろう。その昔中小企業向け融資専門の商工ローン業者が、返済できない借主や保証人に「返せないなら腎臓売って返せ」と迫っていた映像を思い出す。生産人口減、人手不足の環境下、24時間営業ビジネスモデルはすでに限界がきているのではないか。コンビニ店主が過労で死なないと見直さないのであろうか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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