ゴーン保釈されず
2回目の保釈請求もダメで、いよいよ長期勾留必至になってきたので、ゴーンは辞任するそうだ。そもそも初回の保釈請求において、保釈後の住居地として、フランス国内やフランス大使館を予定(希望?)する、としていたのは保釈戦術としてはまったく解せない。日本の司法権が及ばないところに逃げたいという意図がストレートに主張されている。2回目の請求では裁判所の要求するあらゆる身柄把握条件に従うとしても、初回の請求が本音として見え隠れするので、請求を容れるわけにはいかなかっただろう。本人の希望を主張せざるをえなかったとしても、初回の請求が失敗だったのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.14
奈良 正哉
暑すぎて働けない
猛暑で屋外で長時間は働けなくなっている(7月11日日経)。建設業などでは深刻だ。経営者としては、作…
-
2025.07.10
奈良 正哉
個人株主増加
日本株の個人株主が増加している。特に若年層の増加が顕著だ(7月5日日経参照)。投資を促したい当局お…
-
2025.07.08
奈良 正哉
気安く友達インサイダー
インサイダー違反者は、社員や契約当事者を押さえて、友人や同僚が最多になっている(6月1日日経)。人…
-
2025.07.07
奈良 正哉
ダライラマ輪廻転生後継者
ダライラマ14世は、自身の後継者は、輪廻転生を前提とした手続きで選定されることを確約した(7月3日…