マンション老朽化の深刻
筆者は十数年前にマンションから戸建てに引っ越しているが、マンションの老朽化が進めば、管理、修繕や建替えに遠からず支障をきたすだろうと思ったことが主な動機だった。それが現在すでに社会問題化し、近い将来さらに深刻な問題になりそうだ(東洋経済今週号参照)。戸建てなら老朽化して空き家化しても潰せば空き地になり、とりあえず現状の固定化ができる。しかし、マンションの場合は個々の住人ができることは専有部分に限られ、抜本的な解決には一棟全体の意思統一が必要でそれはかなり難しい。その間にも老朽化・空室化は進み、一棟丸ごと手当てしないと解決しない問題は悪化の一途を辿り、現状の固定化はできない。どうなるのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.02.06
奈良 正哉
やっぱり日産
ホンダと日産の統合は破談になった(2月6日日経)。統合に向けてリストラが進まないなら「子会社化」と…
-
2025.02.05
奈良 正哉
一罰百戒が行き過ぎても
最近は選んでフジテレビを見ている。CMはあいかわらずACと番宣だが、番組中のフジ社員の表情は暗くな…
-
2025.02.04
奈良 正哉
「まじか?!」
「まじか?!」ということでトランプ関税にショックを受けて暴落した昨日の東京市場。しかし一夜明けて、関…
-
2025.02.03
奈良 正哉
安定配当重視
安定配当志向は最近始まったわけではない。前から、会社としても減配に対する抵抗感は強かった(1月25…