マンション老朽化の深刻
筆者は十数年前にマンションから戸建てに引っ越しているが、マンションの老朽化が進めば、管理、修繕や建替えに遠からず支障をきたすだろうと思ったことが主な動機だった。それが現在すでに社会問題化し、近い将来さらに深刻な問題になりそうだ(東洋経済今週号参照)。戸建てなら老朽化して空き家化しても潰せば空き地になり、とりあえず現状の固定化ができる。しかし、マンションの場合は個々の住人ができることは専有部分に限られ、抜本的な解決には一棟全体の意思統一が必要でそれはかなり難しい。その間にも老朽化・空室化は進み、一棟丸ごと手当てしないと解決しない問題は悪化の一途を辿り、現状の固定化はできない。どうなるのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.14
奈良 正哉
暑すぎて働けない
猛暑で屋外で長時間は働けなくなっている(7月11日日経)。建設業などでは深刻だ。経営者としては、作…
-
2025.07.10
奈良 正哉
個人株主増加
日本株の個人株主が増加している。特に若年層の増加が顕著だ(7月5日日経参照)。投資を促したい当局お…
-
2025.07.08
奈良 正哉
気安く友達インサイダー
インサイダー違反者は、社員や契約当事者を押さえて、友人や同僚が最多になっている(6月1日日経)。人…
-
2025.07.07
奈良 正哉
ダライラマ輪廻転生後継者
ダライラマ14世は、自身の後継者は、輪廻転生を前提とした手続きで選定されることを確約した(7月3日…