資産運用自己責任の原則
少し古いが企業年金のうち確定拠出年金の割合が5割を超えたとの記事がある(10月24日日経)。確定拠出に対する制度は確定給付である。おおざっぱに言えば、確定拠出は運用の責任を従業員個人が持ち、確定給付はその責任を企業が持つということだ。かつては確定給付が圧倒的に多かったと記憶しているが、バブル崩壊やリーマンショックで、運用環境が悪化して企業が運用利回り保証に耐えきれなくなって、制度を変更してきた歴史がある。今後は環境にかかわらず運用は自己責任という方向は変わらないだろう。加えて人生100年時代を迎える。個人は運用の腕を磨く必要まではないが、運用感覚を持つことは必要だ。そのためにもIDECOをやったほうがいい。筆者は証券会社や銀行の回し者ではないが、特に若年層が今始めて運用年限いっぱい運用すれば、リスク商品に投資してもめったに負けるものではない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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