カジノ事業者の口利き
トランプ大統領が、アメリカのカジノ事業者大手サンズを、日本のカジノの事業者として口利きしたと報じられている(今週号ニューズウィーク他)。事業者の選定とともに開設自治体の選定他、カジノ法案は厳格で重厚なプロセスを用意しているから、実名での報道は、サンズにとってマイナスになりこそすれ、プラスにはならないだろう。もっとも、選定はずっと先になるからニュースとしては風化しているかもしれないが。心配するのは、上記に加え、反社会的勢力の排除、マネーロンダリングの防止、依存症対策など、日本版カジノは管理面ばかり厳格な造りになっていることだ。ルールと場所はあるが、事業者がいないといった滑稽な出だしにならないことを祈る。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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