コンビニを完全キャッシュレスに
消費税引上げに向けて、キャッシュレス決済の推進が加速しそうだ(9月21日日本テレビ報道など参照)。キャッシュレスについては現金を持ち歩く消費者側の利便が強調されやすいが、現金を受け取る店側の利便も大きい。ベテラン銀行員ならだれでも感じてきたことは、現金は怖いということだ。いつ紛失するかわからないし、横領リスクも高い。これが全くなくなれば、そのリスク管理について相当なコストセーブになる。ただ、少しでも現金決済が残存していると恩恵はほぼなくなってしまう。やるなら完全キャッシュレスが肝要だ。だれでも頻繁に訪問するコンビニが完全キャッシュレスに切り替えたら、社会全般に瞬く間に広がるだろう。ただ、コンビニに設置してあるATMは、そのうち無用の長物になってしまうだろうが。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.02.13
奈良 正哉
年収2,000万円が一番幸せ
今週号のAERAの特集に、世帯年収2,000万円台の幸福感が最も高いという調査記事がある。2,00…
-
2025.02.12
奈良 正哉
またインサイダー事件
インサイダー事件は間欠泉のように発覚する。東証社員、金融庁出向中の裁判官に続いて、三井住友信託銀行…
-
2025.02.10
奈良 正哉
やっぱりするんじゃなかった
英国がEUを離脱して5年が経った。国民の多くは後悔しているようだ。世論調査によると、離脱は間違いだ…
-
2025.02.06
奈良 正哉
やっぱり日産
ホンダと日産の統合は破談になった(2月6日日経)。統合に向けてリストラが進まないなら「子会社化」と…