地銀の株価が示すもの
地銀の株価が解散価値を大きく下回っている(9月12日日経参照)。株価上昇を積極的に狙うアクティブ投資のうち、「バリュー株投資」では、割安に放置された株式を拾っていく。本来のあるべき株価に対して割安か否かを判断するわけであるから、地銀株が解散価値を大きく下回った状態が続いているということは、本来の企業価値もその辺にあると判断されているのかもしれない。ようは、事業を継続しても得られるものはない、企業価値は上がらないという判断がされているのかもしれない。地銀のピンチが言われて久しいが、株価的には、すでに赤信号が灯っているのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.09.16
奈良 正哉
高齢者割合増、高齢就業者増
65歳以上の高齢者の割合は29%となり世界最高だ。高齢就業者も930万人となり増加を続けている(9…
-
2025.09.10
奈良 正哉
大学の資産運用
大学の資産運用の多くは現預金のようだ(9月7日日経)。「運用」といえるかどうかははなはだ疑問だが。…
-
2025.09.09
奈良 正哉
タンス預金減少
タンス預金が13兆円減って47兆円になったようだ(9月8日日経)。金額自体は依然として膨大だが、増…
-
2025.09.08
奈良 正哉
ニデック会計不正
ニデックが会計不正の疑いで揺れている。事実はわからないが、第三者委員会が明らかにしてくれるだろう(…