高齢者支援のための弁護士と信託の協働
「高齢の親の財産 どう守る(8月4日日経)」。超高齢社会でかつ高齢者に資産が偏在しているから、個人分野では高齢者が唯一の成長市場である。犯罪者集団にとっても同じであろう。高齢者は判断能力が減衰していくからなおさらだ。これに対し、高齢者の財産を守る仕組みとして、後見制度やホームロイヤーなど弁護士が主要な担い手になるものと、信託銀行が提供する各種の高齢者保護信託商品がある。両者はそれぞれ得意分野があって、他方足らざるところもある。だから協働の意味合いは大きい。すでに具体的な動きを見せる信託銀行もあるが、依然自前主義を脱しきれない信託銀行もある。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2025.12.10
奈良 正哉
ペアローンは鎹
マンション価格が高騰して、夫婦のうち一方の収入では到底購入できなくなった(12月9日日経参照)。そ…
-
2025.11.17
奈良 正哉
城北信金信託免許
城北信金は信用金庫では初となる信託業務の認可を受ける(11月13日日経)。併せて遺言業務など付随業…
-
2025.08.25
奈良 正哉
合併よりSBI
SBIによる中小地銀への出資が再開した。フジテレビへの北尾氏の役員就任可能性がなくなったからだろう…
-
2025.07.17
奈良 正哉
本音の身の丈ガバナンス
私のコラム群のうちガバナンスに関するものを編集して、SNSのnote の創作大賞2025ビジネス部…
奈良 正哉のコラム
-
2026.01.20
奈良 正哉
「中道改革連合」という名前
「中道改革連合」という名前が過激派のようだと批判を浴びている。見たこともない過激派のような名前の団…
-
2026.01.19
奈良 正哉
「中道」でない支持者はどうするのか
新政党「中道改革連合」は、巷で「中道」ではないと批判されている。仮に主張とおり中道だったら、純粋左…
-
2026.01.14
奈良 正哉
中国消費者物価上昇率ゼロ
中国の2025年の消費者物価上昇率は16年ぶりのゼロになった(1月10日日経)。デフレ傾向は鮮明だ…
-
2026.01.13
奈良 正哉
ゼレンスキー大統領はもはや英雄ではない?
ウクライナで今大統領選挙をやるとゼレンスキー氏は負けるという調査結果が出ているそうだ(1月9日日経…