外国人労働者は歓迎、移民はNO
「骨太方針・成長戦略2018」に沿って、外国人労働者の受入基準が次々と緩和されている(7月20日日経等参照)。一方で、政権中枢の政治家曰く、政権の移民消極姿勢には変化がないそうだ。労働者不足のため外国人は幅広く受け入れるが、それは5年に限ったことでその後の定住は原則認めないということだ。そんな政策で能力・意欲のある外国人は手を挙げるのだろうか。5年たったら、日本における就業で身に着けた技能・経験、なんといっても日本語を生かす機会もない母国に帰れということか。そんなご都合主義的な勧誘で、諸外国との人材の獲り合いに勝てるのか心配になる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.10.15
奈良 正哉
万博工事未払い問題
万博が閉幕した。事前の批判や疑念を覆して興行的には成功だったようだ。公金で赤字補填をしなくてすんで…
-
2025.10.14
奈良 正哉
総理は誰に
政局は面白くなってきた。自民公明のお別れについては、選挙が心配な議員を除いて、自民支持者も議員も学…
-
2025.10.08
奈良 正哉
クック理事解任ならず
少し古いニュースである。トランプ大統領は、FRB黒人女性民主党政権選出のクック理事の解任を求めたが…
-
2025.10.07
奈良 正哉
高市トレードいつまで
高市トレードで日経平均株価は2,000円の大幅高だ。2,000円安となった石破総裁誕生のとき真反対…