銀行のピンチ 3
本日の日経朝刊にあるように、FRBは着実な利上げフェーズに入っている。原油価格も3年ぶりの高値圏である。日本においても、人手不足と政権の後押しを背景として賃金が上昇している。気の遠くなるような期間続いた日本のゼロ金利ないしマイナス金利も、しばらくすると溶解して金利は上昇するのではないかと思う。とすると、銀行は一息つける。そしてここで一息ついた銀行は、次の波によって淘汰されるのであろう。このところ銀行が打ち出している諸施策は、統合にせよIT化にせよ経費削減サイドのことがほとんどだ。トップラインを生み出す新たなビジネスモデルは聞こえてこない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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