IR法制 4
回数制限のためにマイナンバーカードの提示を求められれば、自己の行動を知られたくない富裕層が来場しなくなるという営業上の心配がある。不可解なのはこのことに対する与野党の反応だ。マイナンバーカードにカジノ入場の履歴が記録されることは、国家権力による究極のプライバシー侵害なのではないか。しかしこれを糾弾する声は野党からも聞こえてこない。依存症対策という一般受けする美名のために、憲法で保証する基本的人権には目をつぶるのかもしれない。あるいはカジノに出入りするような輩の人権は、考慮の外にあるという意識かもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.08.07
奈良 正哉
熱闘の裏側で
夏の甲子園が始まった。その裏側で、広陵やPLなど野球名門校(だった)の不祥事のその後について、「熱…
-
2026.08.05
奈良 正哉
北アフリカの絶望
モロッコから地続きのスペインの飛び地へ不法移民が急増していて、当地の大問題となっている。「海を泳い…
-
2026.08.03
奈良 正哉
日米協調介入
日米が協調介入に踏み切った。円は急騰している。 プラザ合意以降、協調介入は為替相場の転機になって…
-
2026.07.31
奈良 正哉
ストーカーにGPS
ストーカーにGPSを着けさせることが議論されている(7月29日日経)。反対派は「ストーカーにも人権…