銀行のピンチ 2
公的年金運用の親玉GPIFが低格付債に投資を始めるとの日経記事があった。ここで低格付債とは格付BB以下のいわゆるジャンクボンドである。ジャンク(くず)であるから、投資「適格」とはされず、従来年金基金のような慎重な投資家は投資対象外としてきた。記事中ドレクセルバーナム証券会社の、マイケルミルケンという懐かしい名前に出会った。ジャンクボンドの帝王と称された、ジャンクボンド市場を創った男である。ちなみにマイケルミルケンはその後インサイダーなどで刑事訴追され、ドレクセル社は倒産している。さて、低格付債発行企業のような信用力の低い企業に対して、どのように融資をできるかが銀行にとって問題である。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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