地銀のピンチ 9
地銀に対する日銀考査ポイントに収益力があげられている。ただ、非金利収益をあげるのは簡単ではない。簡単に解が見つかっているのなら、それをやらない経営者は経営者としてはとうに失格だろう。非金利収益はコンサルティングサービスや新商品のもととなる創意工夫が出発点である。創意工夫は「遊び」の中から出現する。時短の大きな掛け声の中「無駄」な残業ができない環境で創意工夫は生まれにくい。さらに創意工夫が具体的なプロダクトになるためには、試行錯誤という「無駄」な時間が必要だが、「無駄」を正当化できないのが昨今の組織風土だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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