国際相続対策
相続対策といったら、日本では「相続税対策」であり、アメリカでは「相続手続対策」であるようだ。日本の相続税は他国に比べて高いと言われている。相続税を高くしても不利益を被るのは金持ちだけだから、政治家にとって票を失う懸念が小さい。税源が不足したときには目を付けやすいのだろう。しかし、世界にはそもそも相続税がない国もある。日本の富裕層になじみの深いところでは、シンガポールやオーストラリアやカナダは相続税がない。アメリカには相続税はあるが、免税ポイントが約6億円程度と高く、本当の富裕層以外は相続税を意識する必要はない。その変わり米国ではプロベートとよばれる手間のかかる相続手続を意識し、準備しなければならない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2026.06.19
奈良 正哉
成年後見制度変更
成年後見制度が変更される(6月18日日経)。これまで一度後見人が就くと終身だったのが、途中でやめら…
-
2026.04.22
奈良 正哉
みずほ信託総合首位
みずほ信託銀行は、商品力や使いやすさによる評価ランキングで初の総合首位となった。(4月22日日経評…
-
2026.04.13
奈良 正哉
同族企業への総合助言サービス
みずほ信託銀行は、同族企業の経営・資産承継など全般にわたる助言サービスを開始する(4月7日日経)。…
-
2026.04.09
奈良 正哉
相続手続き一括化
大手金融機関が相続手続きを一括対応できるようにする(4月9日日経)。「一括」が何を示すのかわからな…
奈良 正哉のコラム
-
2026.06.30
奈良 正哉
日本は強くなった
日本のワールドカップは終わった。それにしても日本は強くなった。あのブラジルを追い詰めた。ペレが現役…
-
2026.06.26
奈良 正哉
ワールドカップと株主総会
ワールドカップの日本・スウェーデン戦と株主総会の時間帯がほぼ重なった。総会前の役員控室の話題はもっ…
-
2026.06.25
奈良 正哉
週刊文春の品質
今週の新聞広告を見る限り、週刊文春は高市中傷動画問題は引っ込めたようだ。変わらず高市攻撃をしている…
-
2026.06.24
奈良 正哉
旧統一教会の解散決定
旧統一教会の解散が最高裁で決着した(6月24日日経)。まあ、当然だろう。ここほど宗教法人にもかかわ…