地銀のピンチ 2
地銀には、フィデューシャリーデュティーが追い打ちをかける。建前とすれば顧客第一主義であり反論の余地はない。この建前によって銀行は報酬の高い商品を優先的に販売できなくなった。行内の目標体系も高報酬商品の販売に偏りが発生しないように変更すべしとされる。すでにそうしている銀行もあるようだ。預金を集めてもマイナス金利や預金保険料でコストになるだけ。貸出は金利競争で利鞘減。投資商品の収益性もフィデューシャリーデュティーで下降線。とすると何に期待できるのか。これまであまり手を付けていない役務で何ができるのか。経済合理性ではない部分で顧客にどう付き合ってもらえるのか。より本源的には本当の企業の目利きができるのか。ということになるのか。
※ 金融庁 平成29 年3月30 日 「顧客本位の業務運営に関する原則」
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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