働き方改革の始まり
今日(12月22日)の日経新聞の朝刊28面に「SMART WORK 働き方改革セミナー」(申込時の案内サイト)の概要が記載されている。
働き方改革の本質は、これまでの慣習や常識の否定から始まることがよくわかる。
長時間労働は美徳である、日本企業の経営者は日本人である、男である、働く場所は会社であるなどの慣習あるいは常識の否定である。
そして、若い企業家たちは楽々とこれらを否定して乗り越える。
ビジネスモデルも新しい、働き方も新しい、とすれば若者を惹きつけるだろう。
旧態依然の企業や業界は、ビジネスの面からも、雇用の面からも居場所はなくなるのかもしれない。
※ ご参考 :首相官邸 働き方改革実現会議
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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