改正史から読み解く会社法の論点

詳細情報

平成17年改正により会社法が単行法化して3年を経過した。
昭和から平成にかけての会社法現代化の集大成と位置づけ、立法要請と立法の対応を主要な制度ごとに検討する論集。

【内容情報】

昭和・平成改正の到達点としての「会社法」。相次いだ改正における立法要請とその実現を追跡しながら、「会社法」における「継承と断絶」を検討する。

【目次】

現代化立法としての会社法の位置づけ/非公開会社の管理運営機構と残された課題/公開型株式会社に関するガバナンス制度の変遷と課題/役員等の株式会社に対する損害賠償責任/自己株式と平成改正―バブル崩壊とファイナンス理論と規制の整理/平成改正と種類株式/新株予約権制度の導入と会社法制の再構築/会社の計算/資本・剰余金分配規制/組織再編法制における規制緩和と公正性の確保/敵対的買収防衛策の変遷と法規制

ISBN:978-4-502-97370-3

発売日: 2008年12月

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