学歴ビザ
記事によって初めて知ったが、シンガポールは、同国で働くビザ発給について、国籍、年齢と並んで、具体的な大学を基準とする学歴要件も細かく定めている(9月17日日経)。記事は最高ランクから早慶などが落ちて、最高ランクは東大、京大、東工大だけになったことを伝えている。これを日本でやったら大変だろう。さすが独裁的民主主義の国である。同国の建国の父とされるリークアンユー氏が、日経の「私の履歴書」の中で、税金を払っていない人には選挙権を与える必要はないとの趣旨の主張をしていたことを思い出した。ちなみに同氏はケンブリッジ大卒の弁護士でもあった。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.11.17
奈良 正哉
城北信金信託免許
城北信金は信用金庫では初となる信託業務の認可を受ける(11月13日日経)。併せて遺言業務など付随業…
-
2025.11.14
奈良 正哉
AIで雇用が減る?
アマゾンやマイクロソフトなど、メガテック企業で大規模な人員削減が相次いでいる。AIによりエンジニア…
-
2025.11.12
奈良 正哉
マムダニ新ニューヨーク市長誕生
ニューヨークでマムダニ新市長が誕生した。急進左派、移民、イスラム教徒だ。富裕層増税、家賃凍結などを…
-
2025.11.11
奈良 正哉
オルツ不正会計、弱小監査法人の限界
「オルツ不正会計の波紋」として日経に連続記事が掲載されていた。直接帰責させているわけではないが、弱…