もはやダイアモンド プリズン号?
飛行機のチャーター便で帰国する人々と異なり、ダイアモンド プリンセス号の船客は、人数の違いなのか、罹患率の違いなのか、長期間解放されていないように思える。等級の低い客室や従業員の船室の中には、窓もない部屋もあるだろう。肺炎に罹る前に精神的にまいってしまうだろう。小さな空間に罹患者と一緒に閉じ込められていたら感染者は増える。高齢者で抵抗力もなく、持病のクスリも不足していればなおさらだろう。ダイアモンド プリンセス号は、もはや、ダイアモンド プリズン号かもしれない。今後豪華客船による旅行は人気を失いそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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