素人は指数型運用に徹すべし

 投信の残高で、指数型(パッシブ)運用がアクティブ運用を逆転したそうだ(1月14日日経)。指数型運用とは、例えば日経平均のように、個別銘柄ではなくその集合体である指数に連動させるべく運用するのもで、個別銘柄や運用時期の調査や判断はしない。だからこの業務に携わるプロフェッショナルが不要なので、その分コストが低くなる。素人(個人の99%)はこの指数型運用をすべきであることは繰り返し述べた。有能なプロがどこにいるかわからないし、そのプロをもってしても指数に勝てるかどうかはわからないからだ。素人が投資で蓄財するには、長期、分散であることと、指数型であることが要件だ。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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奈良 正哉

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