大学研究費に遺贈寄附
大学研究費が減少している(7月24日日経参照)。お金がなければ研究もままならないだろう。このことが、日本の大学の競争力を減退させている一因になっているのかもしれない。研究費不足は、IPS細胞で有名な京大山中教授の研究室なども例外ではないようだ。知名度の低い地味な研究をやる研究室はなおさらだろう。かれらを支援するために、生前に現金を寄附することもできるが、遺言を書いて遺産の一部を寄附(遺贈寄附=「レガシーギフト」)することもできる。不動産の寄附は、寄附される側が逡巡するところではあるが、遺言執行者が現金化して寄附することはできる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…