スマートシュリンク

 自治体が人口減を前提に行政サービスの在り方を再構成することを「スマートシュリンク」というそうだ(5月25日日経)。シュリンクに明るい響きはないからスマートをつけてみた、ということだろう。

 人口減は避けて通れないから、解決すべきあるいは抗うべき問題として捉えるより前提として捉えたほうが実際的だ。人口減を前提とした政策は住民に聞こえが悪いとして、事実に耳をふさいできては行政の責務は果たせない。なんといっても、人口予測は現在の人口構成と出生率からの予測だから精度は極めて高い(出生率について楽観・悲観シナリオはあるが)。とすればこれを前提として、スマートシュリンクを進めるべきなのだろう。東京も例外ではないだろう。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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