ニデック監査法人の問題

 会計不正で揺れるニデックの永守氏は名誉会長職も辞任した(2月27日日経)。

 不正には永守氏の影響が大きかったとされる。他方、監査法人である旧京都監査法人(PwC京都監査法人)の問題も指摘されている。同法人が監査をするKDDIでも会計不正が指摘されているからだ。

 京都に文化としての閉鎖性があってもいいかとは思う。しかしそれを会計監査にまで及ぼして、ニデックやKDDIのような世界的企業になっても、いまだローカル監査法人に監査をさせるのは危険だろう。

 さらに、同法人がPwC本体に吸収されてから会計不正が明らかになった。今回の事件に鑑みてみても、一定の周期で監査法人を変更すべきという議論にも肯くところはある。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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