薄利薄給のオーバーツーリズム

 オーバーツーリズムが叫ばれて久しい。しかし宿泊業の業績はさえない。当然従業員の給料もさえない。1,000人未満の宿泊業者の平均賃金は300万円台。零細になるほど低い。1,000人以上の大規模業者でも457万円だ(1月22日日経)。

 ビジネスでも観光でも地方のホテルや旅館に宿泊することは多い。ビジネスホテルでも観光旅館でも従業員の接遇に不満を持ったことは一度もない。もっともっと宿泊料金を上げてもっともっと従業員の給料も上げないと、なんのための観光立国なのかわからない。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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