2人目は望まない

 明治安田生命の実施したアンケート(9月30日)によると、2人目を望む人の割合は33%と、前年比3%減で調査以来最低となった。年齢や金銭負担を理由とする人が多い。多死社会で人口減は避けられないとしても、予算分配では高齢者ではなく子供世帯に使ってもらいたいと思う。

 それにしても筆者の親世代は兄弟が多い。兵士量産のための戦時政府の多産奨励もあった。しかし、5人6人もの子供の養育はどうしていたのだろう。逆にいえば、産めば何とかなるものではないだろうか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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