農水局でいいのでは

 令和の米騒動は若きヒーローを生んだと思った。しかし、都議選を見る限りまぼろしだったようだ。一部長老の生産者よりの発言も水を差したようだ。

 それにしても、なぜ、GDP構成比で1-2%程度の農林水産業を束ねる役所が、独立した「省」なのだろう。農林水産業は経産省の一部局の担当で十分ではないか。独立省だから分不相応な発言力を行使する者が出てくる。米を矯めて車を殺すことにならないといいが。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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