米国債格下げ
ムーディーズが米国債を最上級から1ランク格下げした。週末週初はそのニュースが多かった。ムーディーズを含む格付け「会社」を格付け「機関」と称して、格付けをあたかも信用力の公的お墨付きのように報道をすることがあった。しかし格付け会社は営利「会社」である。
また、その格付け自体、信頼があるかといえばそうでもない。古くは山一證券の廃業の際、後追いで投資適格格付けから倒産格付けに切り下げた。リーマンショックのときも、仕組債の最上級の格付けを急激に倒産格付けまで引き下げた。その間、流動性が完全に枯渇して損切りはできなかった。
今回の影響はどうか。市場は落ち着いているようだが。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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