アクティビストの本心は?
方や戦争や山火事やトランプ、方や中居とフジテレビ。まあ、日本は平和な国なのだろう。
フジは民放のなかでも業績が悪い。そこにつけこんだアクティビストは手ごわい。表面上はガバナンス強化を訴えているが本心はどうか。第三者委員会、経営陣刷新、ガバナンス強化、スポンサーや視聴者の信頼回復、株価上昇、というような長丁場を想定していないのではないか。みずから売るか、フジに身売りを迫るかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2025.05.01
奈良 正哉
トランプ関税折込済?
ゴールデンウイーク中に、外人に相場を「持っていかれる」ことが少なくなかった。今年はどうだろう。前半…
-
2025.04.30
奈良 正哉
空き家の本当の数
このコラムでもたびたび取り上げてきた「空き家問題」。国の発表してきた空き家の数は大幅に過大推計され…
-
2025.04.28
奈良 正哉
ビッグモーター再建半ば
伊藤忠によるビッグモーターの買収から1年経った。再建は業績的は道半ばのようだ(4月23日日経)。マ…
-
2025.04.25
奈良 正哉
BYDが軽に進出
中国のEVメーカーBYDは日本市場開拓のため、軽自動車に参入するそうだ(4月22日日経)。いい狙い…