地方金融機関の受難は続く
相続を期に、地方に住む親から都会に住む子供世代に預金が移動している(4月14日日経参照)。金利が付き始めた最近の傾向ではなく、多死社会になり大相続時代になった近年の傾向だ。
都会に主要な基盤を持つメガバンクは黙っていても預金は集まる。地方金融機関は真逆だ。地方から都会への大きな流れに逆らって預金をつなぎとめなくてはなりない。営業も必要だろう。高い金利をつけることも必要だろう。金利が上がり始めて地方金融機関も短期的にはやっと一息だが受難は続く。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
-
2024.09.20
奈良 正哉
さよなら中国
中国深圳で暴漢に刺された男児が死亡した。このことが進出企業の中国撤退に直接結び付くことはないだろう…
-
2024.09.19
奈良 正哉
不動産囲い込み
少し古いが、不動産売買の仲介業者が、同業他社に売り物件情報を紹介しないで囲い込んでいるとの記事があ…
-
2024.09.17
横地 未央
フリー素材の落とし穴
1 はじめに 2024年8月21日、滋賀県大津市は公民館の広報誌に使用したイラストに著作権侵害があっ…
-
2024.09.17
奈良 正哉
トランプ氏余裕のゴルフ
トランプ氏がゴルフ場で銃で撃たれそうになった。暗殺未遂に驚くよりも、大統領選大詰めの段階でゴルフを…
奈良 正哉のコラム
-
2024.09.20
奈良 正哉
さよなら中国
中国深圳で暴漢に刺された男児が死亡した。このことが進出企業の中国撤退に直接結び付くことはないだろう…
-
2024.09.19
奈良 正哉
不動産囲い込み
少し古いが、不動産売買の仲介業者が、同業他社に売り物件情報を紹介しないで囲い込んでいるとの記事があ…
-
2024.09.17
奈良 正哉
トランプ氏余裕のゴルフ
トランプ氏がゴルフ場で銃で撃たれそうになった。暗殺未遂に驚くよりも、大統領選大詰めの段階でゴルフを…
-
2024.09.13
奈良 正哉
株主対策は信託銀行
知った顔の写真が日経(9月13日)に載っていたので、また信託のことを書いてみよう。信託銀行は企業の…