大手大幅賃上げの先
春闘の季節になって、日経には連日大手の大幅賃上げ、場合によっては組合要求を上回る賃上げといった景気のいい記事が出ている。
景気に相応の効果を及ぼすにはこれが中小に波及することが必要だ。しかし中小の賃上げ余力は小さいようだ(3月14日日経)。
他方、大手自身については、将来の人手不足が見えているから今から囲い込もうという動機だろう。しかし、人材の流動化が進み、ジョブ型雇用もさらに増えていくことが予想される。その中、標準的な給与テーブルによる、将来に渡っての囲い込み戦術と言うのは機能するのだろうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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