安値に沈む中国株
今年も暮れようとしている。欧米の株価は高値を更新している。先んじていた日本も高値近辺でもみ合っている。対して安値を更新しているのが中国株だ。
中国は今年5%程度の経済成長が見込まれている。さまざまな阻害要因があれども、来年も同程度の成長を見込む向きが多い。日米欧をはるかに凌駕する経済成長をする国の株価がこんなに安値に沈むものだろうか。中国株投資家は統計自体を信じていないか、突然降りかかる政治的災厄をおそれているのか、どちらかなのだろう。
良いお年をお迎えください。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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