新興国株式除く中国
新興国株式投信のパフィーマンスが冴えない。30%を占める中国株が冴えないからだ。上昇を続ける先進国株や他の新興国株を横目に、上海株式市場は7、8年前から総じて横ばいだ。最近中国経済を悲観するニュースが多いが、市場は今の状況をずっと前から予測していたようだ。
こうした状況を踏まえて、アジア株や新興国株の投信やETFで、「中国除く」が多数発売されるようになっている。中国国内への直接投資は急激に落ち込んでいるが、証券投資もそうなるだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
奈良 正哉のコラム
-
2024.10.24
奈良 正哉
ボーイング大幅賃上げ
ボーイングは組合のストに負けて、4年で35%(単純年8%超!)もの賃上げを提示した。他方、同社は航…
-
2024.10.23
奈良 正哉
インサイダー監視なめてる?
金融庁に出向していた裁判官がインサイダー容疑をかけられている。今度は本丸東証の職員がインサイダー容…
-
2024.10.21
奈良 正哉
長い書名
ヒット本の書名は長くなっているそうだ(10月20日日曜日日経)。ヒット本を読まないのでそんなものか…
-
2024.10.15
奈良 正哉
スタートアップに投資をしたいけれど
大企業がスタートアップへの投資を活発化させているという記事がある(9月25日日経)。企業は全般に金…