新興国株式除く中国
新興国株式投信のパフィーマンスが冴えない。30%を占める中国株が冴えないからだ。上昇を続ける先進国株や他の新興国株を横目に、上海株式市場は7、8年前から総じて横ばいだ。最近中国経済を悲観するニュースが多いが、市場は今の状況をずっと前から予測していたようだ。
こうした状況を踏まえて、アジア株や新興国株の投信やETFで、「中国除く」が多数発売されるようになっている。中国国内への直接投資は急激に落ち込んでいるが、証券投資もそうなるだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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