日大不作為体質
日大アメフト部員の大麻使用については、昨年にも保護者から通報があったそうだ。にもかかわらずここまで実質的に放置してきた。これをとらえて日大の隠ぺい体質と言われる。しかし、それもあるがどちらかと言うと、不作為体質なのではないか。問題が起こったときに、情報は何かの間違いであってほしい、時が解決してほしい。波風を立てたくない。ひたすらたじろぎ、立ちつくしてしまう。こういう小心者が事件をかえって大きくしてしまう。
コンプライアンスには勇気が必要であることの見本だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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