正社員の増加と非正規社員の減少
2021年は、正社員数が増加して過去最高になり、反対に同数の非正規社員が減った(3月22日日経)。「安倍政治を許さない!」の根拠として、社員の非正規化が叫ばれていたが過去の話になったようだ。人口減少・労働人口減少によって、将来に渡り労働力が不足することは見えている。早めに社員を正規雇用によって囲い込みたいとの企業の思惑の表れだろう。
正社員の増加とともに労働市場の流動性が高まれば、より生産性が高く給料も高い業種に人が流れ、結果として日本全体の労働生産性も上がってくるだろう。期待したい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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