近隣の小さな寺社はどうなる
年齢を重ねるにつれ、観光目的で各地の寺社を訪ねることが多くなった。半面、近隣の小さな寺社を訪れることはめったにない。その小さな寺社は存亡の際に立たされている(12月12日日経参照)。
空き家問題は深刻だが、空き家はそもそも住居であったのだから再度住居として転用の機会はある。しかし寺社は特別な目的で建てられたものだから転用は難しい。宗教法人を解散することも、建物を取り壊すことも、法的あるいは精神的なハードルは高い。近隣にぽつぽつある寺社が、災害の発生減やごみの不法投棄場所になっては困る。しかし、解決策は思いつかない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
奈良 正哉のコラム
-
2024.10.24
奈良 正哉
ボーイング大幅賃上げ
ボーイングは組合のストに負けて、4年で35%(単純年8%超!)もの賃上げを提示した。他方、同社は航…
-
2024.10.23
奈良 正哉
インサイダー監視なめてる?
金融庁に出向していた裁判官がインサイダー容疑をかけられている。今度は本丸東証の職員がインサイダー容…
-
2024.10.21
奈良 正哉
長い書名
ヒット本の書名は長くなっているそうだ(10月20日日曜日日経)。ヒット本を読まないのでそんなものか…
-
2024.10.15
奈良 正哉
スタートアップに投資をしたいけれど
大企業がスタートアップへの投資を活発化させているという記事がある(9月25日日経)。企業は全般に金…