ノスタルジーに浸っている暇はない

 オリンピック連休に、1940、50年代の映画をいくつか見た。カサブランカやローマの休日などだ。感想は二つ。一つは、美男美女の基準は70、80年経っても変わらないこと。男優には興味がないが、イングリッド・バーグマンや、オードリー・ヘップバーンは、今のスクリーンに立たせても輝くばかりに美しいだろう。二つは、反面、物やサービスは激変するということ。移動手段や通信などが代表だ。
 これからも物やサービスの変化は続くだろう。10年も経てば、空飛ぶ車や、観光宇宙旅行は日常的になっているかもしれない。会社に行かない会社員はもう存在しつつある。他方、固定電話や労働組合はなくなる方向だろう。年齢を重ねてもノスタルジーに浸っている暇はない。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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