地銀は地域商社兼投資会社へ

 以前、地銀が生きる道は「銀行」を止めて、地域商社兼投資会社になる以外はないとの趣旨のコラムを書いた記憶がある。これらが制度的には十分可能になったようだ。兼業できる事業が増え、出資比率制限も一部なくなった(3月6日日経)。
 さらに、合併に向けて補助金も出るし、日銀からはご褒美金利も出る。今、覚悟を決めて、大きな舵を切れるかどうかが、地銀の存続にかかってくるようだ。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ