言論警察
森喜朗という人は生理的に合わない。今回に限らず過去から多くの舌禍事件を起こしている。歴代首相の中でも人気のない部類に入る人だ。しかし、今回の発言の内容と程度からみて、その直後の反省と撤回以上の懲罰を加えることは過剰なのではないかと思う。まるでいじめの現場で、いじめっ子側に加担しないと、自分もいじめられっ子の同類とみなされてしまうという恐怖があるかのようだ。
そのうちマスコミに先導された大衆がバーチャル言論警察を組織して、表現者の片言隻句を捉えて差別に結び付け、激しく糾弾するようになるのではないか。そのうち過去の小説などから差別表現を取り上げて、黒塗りを要求するようになるのではないか。筒井康隆氏の作品などは真黒になりそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.04.15
奈良 正哉
東大の再発防止策
東大は、付属病院医師の汚職に対して再発防止策を発表した(4月9日日経)。卓越大認定のために必死のよ…
-
2026.04.14
奈良 正哉
英国で暗躍する中国のスパイ
英国で中国のスパイが検挙された。議会の中枢まで侵食していたようだ(3月17日日経)。007の国でさ…
-
2026.04.13
奈良 正哉
同族企業への総合助言サービス
みずほ信託銀行は、同族企業の経営・資産承継など全般にわたる助言サービスを開始する(4月7日日経)。…
-
2026.04.09
奈良 正哉
相続手続き一括化
大手金融機関が相続手続きを一括対応できるようにする(4月9日日経)。「一括」が何を示すのかわからな…