会社は農地を買えない
株式会社の農地取得がまた見送られそうな事態への、批判意見が掲載されている(2月2日日経夕刊「十字路」)。農業も、一般製造業と同じく規模を大きくしなければ、発展しないし、競争力も高まらない。そして、規模を大きくする知恵として会社制度がある。これに農水省がもっともらしい「できない理由」を掲げて反対しているそうだ。
これまで原則個人にしか許してこなかった農業は、従事者の減少と高齢化、耕作放棄地の増加により衰退の一途だ。農水省は結局農業を振興したいのではなく、既存農家、農協、さらに自分自身の既得権益を守りたいのだろう。「既得権益」と「農業」ほど相性のいい組み合わせはないようだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.08.27
奈良 正哉
小林製薬稲盛式再生
紅麹問題の小林製薬は、稲盛さんの薫陶を受けた大田さんを会長に迎え再生を図る(8月25日日経「経営の…
-
2025.08.26
奈良 正哉
BNPLは大丈夫?
アメリカではBNPL(バイナウペイレイター)といわれる代金後払いサービスが流行っている(8月22日…
-
2025.08.25
奈良 正哉
合併よりSBI
SBIによる中小地銀への出資が再開した。フジテレビへの北尾氏の役員就任可能性がなくなったからだろう…
-
2025.08.22
奈良 正哉
財政も外国人頼み?
日経の経済学者を対象とした調査では、外国人増加が、労働力を補完するだけでなく、財政にも好影響を与え…