買いたくても買えない空き家
空き家を買いたくても、その所有者が不明で買えないケースも多い。登記簿を見ても、記載の所有者が真の所有者でない。相続登記がされていないケースがその典型だ。戸籍を追っていけば、判明することもあるだろう。ただ、空き家の購入希望者は、空き家の所有者として表示されている人の戸籍を取得することはできない。弁護士を使ってもできないとの見方が一般的だ。こうして、九州全土より広いとされる「所有者不明土地」のため池に転落すると、二度と浮き上がってこられない。長年空き家として居住権が放棄されている。一方、おそらくだれも固定資産税納税義務を果たしていない。こうした場合はプライバシーを後退させてもいいのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.08.07
奈良 正哉
熱闘の裏側で
夏の甲子園が始まった。その裏側で、広陵やPLなど野球名門校(だった)の不祥事のその後について、「熱…
-
2026.08.05
奈良 正哉
北アフリカの絶望
モロッコから地続きのスペインの飛び地へ不法移民が急増していて、当地の大問題となっている。「海を泳い…
-
2026.08.03
奈良 正哉
日米協調介入
日米が協調介入に踏み切った。円は急騰している。 プラザ合意以降、協調介入は為替相場の転機になって…
-
2026.07.31
奈良 正哉
ストーカーにGPS
ストーカーにGPSを着けさせることが議論されている(7月29日日経)。反対派は「ストーカーにも人権…