「従業員シェア」に助成金
厚労省は、人手余剰の企業から人手不足の企業への出向(「従業員シェア」)について、出し手企業(例えばANAやJAL)にも、受け手企業(例えばノジマ)にも助成金を出す方針だ(12月6日日経)。本来なら雇用調整助成金や失業保険が支払われたりするケースにおいて、企業間の協力に対して、雇調金より手厚く助成しようというものだ。この「従業員シェア」が話題になったのがつい最近であるので、それに対する助成を決めるというのは、異例の迅速な対応ではないか。政権を評価していいだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2026.05.27
奈良 正哉
「談合は悪いことではない」という意識
北海道新幹線の延伸に絡んで、建設会社9社が公取委に談合を疑われている(5月20日日経)。 談合と…
-
2026.05.21
奈良 正哉
中国企業の会計監査
PwCは、中国大手不動産会社で清算中の恒大について監査過誤があったとして、清算人から1.3兆円の損…
-
2026.05.14
奈良 正哉
ニデックは大丈夫か
ニデックは会計不正に加えて、製品に多数の品質不正もあったことを発表した。会計不正だけなら極論すれば…
-
2026.04.23
奈良 正哉
プルデンシャル生命問題
プルデンシャル生命は営業自粛期間を11月まで延長した。問題の本源は「フルコミッション(完全歩合)」…
奈良 正哉のコラム
-
2026.06.08
奈良 正哉
「専業主夫」増加
「専業主夫」つまり奥さんに扶養してもらっている夫、年金の受給資格3号の男性の数がこの30年間で3倍…
-
2026.06.05
奈良 正哉
スマートシュリンク
自治体が人口減を前提に行政サービスの在り方を再構成することを「スマートシュリンク」というそうだ(5…
-
2026.06.04
奈良 正哉
人口減は続く
人口減にかかる記事が日経に立て続けに掲載された。25年の出生率は1.14だそうだ。全国的に減少傾向…
-
2026.06.01
奈良 正哉
ブラジル8,000万人延滞
ブラジルでは8,000万人を超える国民が、何等かの債務を延滞しているそうだ(5月20日日経)。8,…