フィンテック×投資助言
個人投資家向けに金融工学を使った投資助言をする、ウェルスナビという会社が近々上場するそうだ(10月18日日経)。同社がターゲットとしている勤労層にはさほどの蓄財はないだろう。それでも有料の助言を受けるメリットを訴求できる、同社のビジネスモデルは注目に値する。勤労層の単純な投資戦略としては、(つみたて)NISAで、バランス型投信を買えば事足れりと思うからだ。フィデリティも投資助言に収益機会を見出す方向を出している。背景として、証券売買手数料ゼロ化の進行がある。従来型の証券業は下降線なのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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