コロナ禍での教員の労働環境
今週号のAERAは、コロナ禍での教員の悲惨な労働環境を掲載している。客観的な資料ではなく、教員の声をエピソードとして集めたものだから、すべての現場が同紙が伝える通りであるかはわからない。しかし、同様の問題はあるだろう。ようは、教員が教育以外の雑事により忙しすぎるということだ。以前からモンスターペアレント対応などが言われているが、それらに加えて、コロナ対応が登場した。コロナ対応は教育以外の事項だから、ジョブディスクリプションが明確なら、本来教員が携わる仕事ではない。現在であれば、コロナで職を失った非正規従業員などを臨時で雇って対応するべきものだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.07.26
奈良 正哉
小林製薬顧問報酬200万円
小林製薬は、事件の責任をとって会長を引いて顧問になった創業家一族の小林氏に対して、月額200万円!…
-
2024.07.25
奈良 正哉
中国は国営企業を中心に成長する?
中国は国営企業を中心に成長していくことを3中全会で確認した(7月19日日経)。国営企業の非効率性は…
-
2024.07.24
奈良 正哉
みずほ社員教育投資
みずほFGは社員が資格を取得した場合、報奨金として最大40万円を助成する(7月18日日経)。社員教…
-
2024.07.22
奈良 正哉
バイデン氏撤退
銃撃直後の共和党指名大会で、トランプ氏は「団結」や「全国民の代表」といった言葉使って、これまでにな…