女性登用率
菅内閣の女性閣僚比率は、21分の2で約10%。1部上場企業の女性取締役比率は約7%(9月5日日経)。政治のほうが民間より少しまし、という程度である。民間企業で女性取締役を内部登用するのは難しい。お年頃の女性管理職がそもそも少ない。まさか入社10年目の女性係長を取締役に抜擢するわけにもいかない。対して、政治の世界では、当選回数が若い議員を閣僚に抜擢することはよくある。民間からの登用も可能だ。女性活躍はIT化と並んで政治上の金貨玉条だから、まずは内閣の布陣でお手本を示したらどうか。菅2次内閣に期待する。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.11.07
奈良 正哉
建設業3K脱出でも
大手建設会社大林組が建設現場にカフェ風休憩所を作った(11月6日日経)。建設業界の3K(きつい、汚…
-
2025.11.05
奈良 正哉
オーバーツーリズムの裏で
インバウンドによるオーバーツーリズムの反対現象として、日本人の国内観光は減少している。前年同期(1…
-
2025.10.31
奈良 正哉
小中学校教員のワークライフバランス
高市発言で一時話題になった「ワークライフバランス」。気力・体力・使命感のある自発的労働はこんな建前…
-
2025.10.29
奈良 正哉
ニデックはどうなってしまうのだろう
ニデックはどうなってしまうのだろう。東証から「特別注意銘柄」に指定されて、日経平均からも外された。…